ぽんしゅ館 新潟驛店 唎酒番所

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今代司酒造の見学が終わり、ちょうどお昼の時間になった。
へぎ蕎麦でも食べようと楽しみにしていたのだが、バスカレーの胃もたれがひどい。。。仕方が無いので、お昼抜きで新潟観光をする。

健康的にレンタサイクルも考えたのだが、結局観光循環バスに乗るのが最もコスパが良かった。
こちらのバスは一日乗車しても500円だ。しかも割引特典があったりする。

利用しただけでも
砂丘館でコーヒー 600円→300円(ちなみに入館は無料)
旧齋藤家別邸 300円→240円
北方文化博物館新潟分館 450円→350円
旧小澤家住宅 北前船の時代館 260円→200円
新潟市歴史博物館 390円→310円
と、合計600円分の割引で完全に元を取った。

そして18時前に観光循環バスの終バスで新潟駅へ向かう。最終目的地である「ぽんしゅ館 新潟驛店」へ向かった。
お店の奥に唎酒番所というところがあり、自販機で日本酒を試飲できるコーナーがあるのだ。新潟駅では最も有名な観光スポットかも(自分だけかもだが)
受付で500円を払うと貸出用のおちょことコインが5枚もらえる。1枚から使用できるが高価な日本酒は複数枚必要になる感じ。意外と知られていないが観光循環バスの割引特典を使うと1枚追加で合計6枚貰える。実質さらに100円引だ。抜かりは無い。

場所は分かっていればどうということは無いが、駅から結構歩くし分かりにくい場所にある。しかも唎酒番所は店の一番奥だ。
受付はキャッシュレスにも対応しているが、コード決済は電波の入りが悪すぎるし、カード決済はタッチは不可だった。現金にしようかとも思ったのだが、お店の人も慣れているのか、他にお客さんは並んでいなかったので1~2分待って貰ってもらい何とかバーコードで決済。
まだまだ早い時間に行ったのだが、中は結構混んでいた。

自販機は3段37列あり、合計111種類だ。全部頂くと名前を掲示してくれるらしい。入口左側上部には猛者達の名前が刻まれている。自分にはもう無理だな。。。

まずは北雪酒造の北雪から。久しぶりの再会だ。佐渡の酒造で2000年5月に実際に訪れたことがある。フェリーで両津港に着いたら看板があり、佐渡の三大白きものは、米、雪、女の柔肌とか書いてあって衝撃を受けたものだ。至る所に子宝に恵まれそうな「こけし」や「石像」だとかがあり、北雪酒造さんにもモザイク必至なお猪口と徳利なんかを売っていて、にごり酒なんか入れたら、生々しすぎる。。。とか思っていたウブなお年頃だった。
ただそんな前からロバート・デ・ニーロ御用達の酒蔵で有名だったし、音楽酒でも有名だった。とても先進的な酒蔵だ。
YK35も試飲したが、別次元の日本酒だった記憶がある。ただ非常にフルーティーだったので、逆に物足りない感じがしたものだ。若かったな。。。

お店の右手奥には、塩が置いてあり塩を舐めながら日本酒を頂くことができる。
この手の塩は白木升の縁に乗せるのがいいのだが、残念ながら手に取って頂くのが基本の様だ。ちょっと試してみたのだが、味変の前に日本酒を飲みきってしまうので全然ダメだった。
塩だけ試食して、買って帰るのがいいのかも。

今回一番気になったのは「ウイスキー樽で貯蔵した日本酒」こちらは2枚必要だった。
こちらは非常に面白い。日本酒なのに、ちょっとスモーキー。蛇の目を見る限り色は透明で普通の日本酒と変わらない。熟成酒だとやや黄色味がかっていたりするが、ちょっとだけ色が付いている?といった感じだ。「貯蔵」と書いてあるので、日本酒の特徴を壊さないようウイスキーの香りだけ移した感じがする。熟成には至っていない感じ。淡麗辛口でキレが良い。少しウッディーな感じはするがピート香は無く、やっぱり日本酒だ。
お土産に買って帰ろうかとも思ったが、持って帰るのも送るのも大変なので、今回は見送った。いつか通販で買おう。

お店に30分もいると、かなり混雑してきた。もう一巡しようかと思っていたのだが、席が空いてないので長っ尻はマナー違反。
ということで、店内をウインドウショッピングだけして店を後にした。

ちなみにバスカレーの影響はこの時間まで続いており、やっぱり何処かかすかにバスカレーなテイストの日本酒の試飲だった。。。

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