ハトヤ酒店 長野駅前店「Hato-Labo」

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会社から、有給休暇の取得日数が足りないとかで警告を受け、今年もキュンパスを利用して長野まで行ってきた。
ちょうどニュースで知ったのだが、2/21に長野駅に新しいお店が誕生するとのことで、足を運んでみたのが「Hato-Labo」である。

場所は長野駅の善光寺口から歩いて2~3分だろうか?大通りに面していて割と近い。ちょっと立ち寄ってみるには絶好の場所だ。
新店とのことだったので、たぶん胡蝶蘭やら花輪やら出てるだろうと思っていたら、やっぱりその通りで迷うこと無く到着した。

早速、中に入ってみると、思ったより狭くマニアックな日本酒が冷蔵庫に鎮座していた。まだ仕事の時間なのにサラリーマン風の人が試飲をしているし、次から次に人が入ってくる。
しかもなぜか新店なのに皆さんご常連感抜群だ。話を伺うと新しく出店したというより、前から角打ちがあって新装開店したというのがが正解のようだ。
Googleストリートビューで確認してみると、「KAKU.UCHI.」の店名が確認できた。
どうりで、ご常連様ばかりだ。完全にアウェイの空間に飛び込んでしまった。。。

一応カウンターに椅子が2脚用意されているが、2人座ると邪魔になる感じ。1人でもちょっと。。。という感じだったので、冷蔵庫とカウンターの間に半分体を突っ込んでみた。
邪魔にはならない感じで落ち着けた。
座るなら1人で、立席でも2人までが良いだろう。少なくとも大人数で訪れるお店ではなさそうだ。酒屋として「お酒を買う!」という目的ならOK。そんな感じ。

試飲用のメニューが用意されていたけど、折角なので「東京から来たのでお勧めの長野の酒をお願いします!」ということで、用意頂いた日本酒がこちら。長野県上田市にある岡崎酒造の「信州亀齢」を頂く。確かにこれは東京では珍しく、全国的にも入手困難な部類の日本酒だ。残念ながら岡崎酒造で酒蔵見学は受け付けていないんだよね。

お米は長野県が2020年に品種登録した山恵錦(さんけいにしき)を使用。令和に誕生した酒米でこちらは初めて頂く品種だ。
早速試飲してみると、上品ですっきりとした味の奥にお米の甘みを感じ、華やかな香りが鼻腔をくすぐる。頭に浮かんだのは青魚系のお刺身と合いそうだ。
長野は山奥のイメージがあるけど、昔から交通の要衝で善光寺近辺に鰹節専門店が未だに残っている位には、魚介類の取り扱いはあるのだ。
そんなお酒で大変美味しい。

続いてのお勧めは、「神渡 純米吟醸ワイン樽貯蔵」
日本酒のワイン樽貯蔵というもので未体験の日本酒だ。まるでウイスキーの様である。
長野県といえばワイナリーがあり、そこで使用されていたワイン樽を使用したもの。日本酒もワイン樽で貯蔵する前提で造られており、お米も「長野県産ひとごこち」を使用していて、こだわりがあるお酒だ。

初めて頂いてみた感想は「これは新感覚!」
まず色味からしてワインの色だ。日本酒のものじゃない。日本酒の試飲用のお猪口の中には通常蛇の目があるだろう。あれは単なる飾りでは無く、色味や透明度を分かりやすく見せるためにある。日本酒は通常薄く黄味がかった色をしているのだが、その反対色の青を使用しているのは、それが理由だ。
早速蛇の目で確認すると、初めて見る色味。少々くすんでいる。古酒の色でも無いし、何も知らなかったら???って言う感じの色だ。
実際に試飲してみると、日本酒であって日本酒じゃ無い感じ。ワイン風味の日本酒という感じなのだが、日本酒にワインを足してもこの味にはならないだろう。最初は日本酒なもののフィニッシュはワインという感じで、でもやっぱり最後の消えかかった余韻は日本酒なんだよなぁ。。。というような不思議な余韻があるお酒だった。樽で熟成されているとのことだが、ウイスキーのような樽香は感じられなかった。
こちらの日本酒はワインの主張が大きいので、魚介類よりも肉料理に合いそうだ。
初めてなら、一度は試飲してみる価値のあるお酒だった。

そして最後に頂いたのは、松本どぶろく醸造所の「ぶるろっく」
ここに訪れたのは、ニュースにもなった、これを飲みに来たのだ。

2023年12月に松本市で毎日出来立てのどぶろくが飲める醸造所が開設された。
SWEETとDRYがあったのだが、DRYは終了とのこと。
写真は瓶に入っているが、こちらは火入れしているもので実際には全く火入れをしていない「生」を頂いた。
生は、なんとペットボトルに入っており、常に発酵し続けているのでパンパンの状態。通常では手に入らないらしい。
2Lのペットボトルには何やら得体の知れない泡だらけの白い液体が入っており、どぶろく感が半端ない。何も知らなければ怪しい液体にしか思えない。

早速試飲する。
おお!SWEETというだけあって甘い。これは好き嫌いが出そうだが、自分は大好き。
一般的などぶろくに比べて、味が非常に濃厚。そしてクセが弱いので飲みやすい。
アルコール度数を上げて、酸味を押さえて甘さを増したマッコリという感じだろうか。
まさに大人の「飲むヨーグルト」と言う感じだ。
ただ、こちらは最後に飲んだ方が良いね。先に飲むと味が残ってしまい、折角の日本酒なども全部同じ味になってしまいそうだ。
また食中酒には向かなそうで、最後にデザートとして頂く感じが良いだろう。ナッツやクラッカーなどとの相性が良さそうだ。

他にも色々飲みたかったのだが、この手のお店は長っ尻は御法度なので、早々に退散することにする。
なかなかに後ろ髪引かれるお店だった。

もちろん長野駅の駅ビルにある「信州くらうど 醗酵バー醸(かもす)」も行ったよ。
新幹線の時間調整のため30分くらい
有名すぎるので、こちらの説明は割愛。

本日のオーダーはこれ

飲みまくりの一日だった

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