BEER HOUR FEST in 東京タワー2025

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東京タワーでビールフェスがあるというニュースが飛び込んできた。
このイベントは昔からあったかな?と気になったので調べてみたのだが、何処にも情報が無い。東京タワーBEER祭2023というのは見つけたけど、微妙にテーマが違うっぽい。

こんなときは一応エンジニアだ。フェスのドメインであるbeer-hf.comがいつ取得されたのか見れば、おおよその検討がつく。
調べてみると2025/3/11だった。最近取ったばっかりだから今年から開催なのだろう。お名前ドットコムのサービスで稼働しているっぽい。

このイベントは「オクトーバーフェストをお手本に、日本とドイツのビールを融合させ、最高の“ビールジカン”を過ごせるビールイベント」だそうだ。
日本のビールはキリン一番搾り、ドイツはホフブロイ、ベルギーのヒューガルデンがメイン。
えっと。。。ベルギー忘れていない?ベルギービールも融合しようよ!

ということで、東京タワーにやってきた。ちょうど春の恒例企画「こいのぼり」を見ることもできた。
訪れたのは、多分小学生以来な気がする。とてもじゃないけど裕福な家庭ではなかったので、今思うとメインデッキに上るのが精一杯だったのだろう。「もう少し大きくなったら一番上まで行こうね!」と言われたまま、この歳になってしまった。今は無き蝋人形館が異常に怖かった思い出も残っているが、結局その1回だけだったな。それでも楽しい思い出だった。
ということで、ビールフェスは11時からなのでトップデッキへ上ってみることにする。

まずはメインデッキにある名物の「スカイウォークウィンドウ」から本日のイベント会場を視察。こいつをメインに写真を撮る輩は、主催者側でもそうはいないだろう。
よく見ると準備中なのか、ホフブロイのタペストリーが上空からも確認できる。

エレベーターを乗り継ぎ、子供の頃からの憧れだったトップデッキへ。思ったより狭い。
小学生の頃は東京タワーより高いビルなんか無かったし、お台場方面なんて何もなかった気がする。レインボーブリッジなんか工事すら始まってなかったし。東京の発展に驚くね。

早速会場に向かう。オクトーバーフェストに比べたら、かなり規模は小さい。
が、11時近くともなると、どこからともなくかなりの人が集まる。
エアー看板は11時になっても膨らまず、スタッフは大慌てだ。
開場とともに席を取る。なんか10分もしたら満席に近い。良い席を陣取っている間に、ホフブロイとヒューガルデンは長蛇の列だ。

パウラーナーがなぜか空いていたので、そちらからオーダーすることにする。
ミュンヘナーヘルを頼むと瓶からのサーブだった。なるほど空いているわけだ。
後ろにフラッグが掲示されているのに、なんだかちょっとだまされた感じ。
他にギルドが置いてあった。こちらはちょっと珍しいかも。
グラスでは無くプラカップでの提供だ。これはイベント的にちょっと仕方が無いのかな?
ただオクトーバーフェストと違い、使い回しは無い。グラス洗浄機も無いしね。

テントの提灯はキリン「一番搾り」のもの。パラソルもキリンだし。
でもこちらのカップは堂々と「サントリー プレミアムモルツ」のラベル。
大丈夫なのだろうか???
もちろん味は変わらないので問題ないけど。

乾杯をしたころに、やっとエアー看板が立った!これがあると気分が違う。
記念に撮影すると少々違和感。今年はギルド推しじゃなかったような?
おそらく「東京タワーBEER祭2023」で使ったもの。ただレアだと思う。
これももちろんドイツビール。後で飲むことにする。

スタッフの方は、少々慣れていないのと人手不足なのか大忙しだ。
12時にもなると裁き切れていない感じ。スマレジを使用していたけど基本現金のみ。PayPayのみ対応なので、これの処理に時間がかかっていた感じ。おつり不足にもなっていたようだ。
ピーク時はオーダーだけしておいて、後で取りに行くパターンとなる。店員さんが大声で教えてくれるが、活気があるので気がつかない。逆に祭りっぽさがあっていいかも?
ホフブロイとヒューガルデンの空いている方へおかわりに行き、ドイツとベルギーの融合に励む。
一番搾り?今回は全く興味がなかった。。。
どうせなら今の時期だと神宮外苑でやってる「森のビアガーデン」あたりで飲むのが良いし。

さすがに面倒になってきたので、ヒューガルデンの4種味比べ。
通常のホワイト、ロゼ、マンゴー、マスカットの4種。
カウンターのメニューには無いけど、ももやレモンもタペストリーに記載されているものは番号では無く「もも」とか言えば用意してくれるとのこと。
ロゼは奥の冷蔵庫に瓶で用意されていた。缶はよく見かけるけど、ちょっと珍しいんだよね。瓶のままでも販売しているのか尋ねたら、それは無理とのこと。酒屋じゃ無いから、売ったら酒税法違反になるよな。聞いた自分がバカだった。
それはともかく、ヒューガルデンのマンゴーとか全然知らない。新発売のフルーツビールなのかと思って尋ねたら、ジュースで割っているそうだ。
なので正確にはビアカクテルになるね。
ちなみに個人的にはヒューガルデンのホワイトはビアカクテルに最適。
日本のビールだと相性があまり良くない印象。
フルーティで特徴的なビールだけに、生のオレンジとかにも良く合う。リキュールのルジェ・クレーム・ド・カシスで割ると結構新感覚でおすすめ。

こちらのビアフェスは、結構外国人の参加も多い。なぜか子供の参加も多い。。。
東京タワーに遊びに来たら、なんかやってる!って感じで飛び入り参加が多いみたい。
オクトーバーフェストみたいにバリバリな感じはしない。ライトな感じかな?
なので、これを目的に来ると少々物足りない感じだけど、東京タワーが主目的なら大満足だろう。

15時くらいになったら、さすがに周りは何回転かしていた。
「東京タワー ハイボールガーデン2025」も開催されているので、こちらで二次会。

名物の東京タワーハイボール(ジムビーム+ブラッドオレンジのハイボール)を飲んでいると、早速ノッポン弟にからまれる。ハイタッチとかしたけど、ちょっと写真を撮るタイミングを逃す。兄はおらずちょっと残念。
ちなみに設定上は双子の10歳だ。お子様はこんなところに来てはいけません!
ましてや酔っ払いにからんでもいけません!!!

結局、こんな時間まで「東京タワー」で飲んでました。
さらにこの後、2店立ち寄って帰ることに。
まる一日、東京タワーを満喫。
純粋なあの頃、こんな大人になるとは思っていなかったよ。。。

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