20世紀のパソコンやインターネット事情についてです

個人向け衛星インターネット通信「Mega Wave」
今は個人向けの衛星インターネット通信として「Starlink」が有名だろう。低軌道の小型通信衛星を最終的に42,000基程打ち上げて、地球上のどこからでも通信ができるようにしたものだ。全く知られていないが、20世紀の終わり1999年に日本で...

インターネット博覧会(インパク)
現在大阪万博が開催されているが、その昔「インターネット博覧会」というものがあった。内閣総理大臣官房新千年紀記念行事推進室という部署が担当した、2001年の1年間のみ開催された日本政府の企画だ。「世界初」のインターネット上のイベントとの触れ込...

古のネットワーク
1990年代頃と現在を比べると、ネットワーク環境は似て非なる状況だった。インターネットへ接続できるようになったのは実質的にWindows95からだし、一般的な企業においてファイル共有の概念が生まれたのはこのときからだ。それまでは多くの企業に...

ハンガリアン記法の悪夢
ここ20年で大幅に変わったのがプログラミング言語の記述方法だ。Microsoft系だとMS-DOSの時代はC言語とアセンブラが基本だった。Windows3.1や95の時代になるとC言語とアセンブラで記述されるとはほぼ無くなり、C++が基本と...

古の時代とCapsLock
最近、老兵世代と若い世代でCapsLockに関する感覚が全く違うことに気がついた。若い世代は、不用意に触ってしまうため害悪でしか無いという人が多い。中にはキーボードからキーを物理的に取り除いてしまう人もいるようだ。確かに現代においては、意図...

右クリック禁止
標準ブラウザとして、Internet Explorer 4.0がWindows98に標準搭載され覇権を握りだした頃だろうか?ウェブページで右クリックをすると「右クリック禁止」のアラートが目立つようになった。この「右クリック禁止」だが・自分が...

ブラウザークラッシャー
Windows95の時代はセキュリティーに相当する機能が弱く、あまり考えられていないことが多かった。インターネットが一般化された当時、多くのユーザーが悩まされていたのがブラウザクラッシャー(通称:ブラクラ)である。インターネットの成り立ちが...

シリアルポートとパラレルポート
昔のPCには必ずと言って良いほど搭載されていたのが、シリアルポートとパラレルポートである。それぞれ何か外付けの機器を繋ぐためにある。今はUSBに代替され搭載されているPCの方が珍しい。一部の自作用マザーボードなんかには、今でもピンヘッダだけ...

PCMCIA(PCカード)
その昔、ノートパソコンには必ずと言って良いほど「PCMCIAスロット」が用意されていた。通称「PCカード」のスロットである。初期のノートパソコンにはPCとしての最低限の機能しか無く、何らかのハードウェアを追加して利用する場合が多かった。ハー...

Plug and Play
DOSからWindowsに変わるタイミングで、ほぼ全てのPCで「Plug and Play」という機能が追加された。今でも搭載されているのだが、当たり前なので誰も気にしていない。DOSの場合はハードウェアを追加する場合ドライバーの組み込みは...