GPT-5になってから、プライベートでも仕事でもChatGPTを多用するようになった。
会話を楽しむより、思考の幅を広げるのに役立っている。少々時間がかかっても構わないのでThinking機能を多用している感じだ。
例えばプログラムだと、複雑な条件式のプログラムを、簡単な方法で記述できない無い?とか尋ねると、本当に効率的なコードを教えてくれるし、しかも分かりやすい。
たまに明らかに間違ったコードを提示してくるのだが、言わんとしていることは分かり、「その手があったか!」と気づかされることが度々である。
最近めっきりプログラムを組むことも無くなり、本当に役に立つ。
WordPressを実験的に利用するために立ち上げたサイトなので、デザインとかは全く無頓着だった。Cocoonに用意された良さげなデザインを選んで、そのままずっと使用していた。
かなり慣れてきたしカスタマイズができるので、最近、新着とかランキングだとかを追加したサイドバーを少々手直して追加してみた。
本当はサイト立上げの最初の頃にするものだけど。
なんかちゃんとしたブログっぽくはなった。
問題はタイトルロゴだ。老兵は全くと言っていいほどデザインセンスが無い。
さすがにこればかりはオリジナルで作らなくてはならず諦めていたのだが、ChatGPTの画像の生成機能を使えば良いことに気がついた。
画像生成とか何に使えば良いのかわからなかったので、初めての経験だ。
早速入力してみる。

https://www.nouno.comは、ITとお酒のうんちくBlogです。
NEC PC-9801シリーズのパソコンとウイスキー樽がポイントです。
このサイトのイメージに合うWordPressのバナーを提案して下さい。

3つ提案するから選んでね!
そんな感じで、その中の1つを選んで、ちょっと調整して完成したのが、最上部にあるロゴである。

バナーサイズにできなかったので、そこは自分で加工してみたのだが、結構良い感じだ。10分もかからずバナーが作れてしまった。凄く面白い。
OpenAIのBotも毎日の様にクロールしてくるのだが、その学習結果を使用しているのかは今ひとつ謎だが、サイトのイメージと乖離は無いし、素人のサイトでは十分なデザインだ。
他の候補はこんな感じ。

横にすると違和感があったので採用を止めたのだが、これはこれでOKである。
ただ3.5インチフロッピーディスクが載った樽は、さすがに小さすぎではないだろうか?
そしてこの時代のPCは、フロッピーディスクを2台搭載で無くてはならない。

ドット絵をイメージしたらしい。FCOという謎の会社のPCになった。
スペルが違うが、「Ctrl+Alt+Drink」の標語は秀逸。絶対に自分では考えつかない。
とても気に入ってしまったのでキャッチフレーズにしてみた。そのうちGoogle等の検索結果でも反映されるだろう。
ここで思った。
これからIT分野のデザイナーを目指す方は苦労するだろう。
今後、生成画像と勝負しなくてはならない。今でもどちらかというとあまり稼げない分野で、ノマドワーカーも多く単価が上がりにくい構造だ。
今まで出会った方で、素人が見ても全くクオリティが違う!という方は、数学分野に長けていた方が多かった。FFTだとかアフィン変換とか、一般的な画像処理のアルゴリズムをよくご存じで、ベジェ曲線なんかもアルゴリズムを知っているから使い方が全然違うのだ。
もしかしたら今後は、複合的なスキルを持った方達しか残れない業種になるかもしれない。
もっというと今後は翻訳機能が発展し、言語の壁が取り払われるだろう。
おそらくGPTが学習しているのは英語圏がメインだ。
それを翻訳して、こちらに提案しているに過ぎないと予想している。
数年もすれば、Web会議ソフトの同時通訳機能で全く問題が無くなるだろう。
そうなると、テレワークとかで仕事をしている方は危機かもしれない。
日本語の障壁が高かったのだが、これが無くなると海外の優秀な方と勝負しなくてはならないし、後ろで生成AIもライバルだ。時差だけはどうしようもないけど。
逆にチャンスとも言えるけど、ほとんどの方は厳しいよね。。。
バナータイトルを作って喜んでいたのだが、なんか暗澹たる気持ちになってしまった。
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